現在東京の世田谷で当事務所設計の小さな住宅が建設中です。
さる3月中旬からの施工で、鉄筋コンクリート地下1階・木造地上2階の混構造です。
東京ならではの旗竿地で第1種低層と第1種高度地区と難易度の高い物件です。採光を得るために様々な知恵を入れる必要があります。
この物件では設計上の工夫に難易度が高い上にコストが大変厳しい物件でしたが何かとバランスのとれた住宅に設計になったとおもっています。
施工過程を建築監理の目から少し前からレポートしていきます。
地下は比較的温度が安定しているので湿気以外は夏は涼しく冬は暖かい快適な場所になります。職人さんに聞けばほぼ一日で張り終わるそうです。
先付け工法と言って土留めを直接コンクリートの型枠にするので、外周の型枠が不要です。外周は土留め、断熱材、防水層、コンクリートの順になります。
東京等の密集地では外周に穴を掘る事ができないので有効な工法です。断熱材の種類と厚さと施工具合をチェックしていきます。
写真のおじさんは住宅安心保証の検査官です。設計事務所の検査とはまた別の検査の目が光ってます。検査はしすぎて悪い事はないので良い事です。
地下床の配筋と防水層の種類と施工具合をチェックしていきます。配筋は材種・径・配筋間隔等をチェックします。
この状態でも地下に入って見ると既にプライベート空間が出来上がっています。
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