最近は仕事の話を書いていなかったので仕事をしていないのか!と思われるのでちょっと報告。
現在は事務所のプロモートとある物件の計画、そしてコンペ提出の作品づくりなど。
現場が動いていないのでリアルタイムでお見せする写真がないのが残念。
さて表題の設計事務所の独立に関して。
設計事務所として独立するパターンは大体設計事務所で何年か修行して独立というパターンが多い。
デザインやアイデアに関しては若くてもいいものは出るのですが、いかんせん財産を扱う設計。生命や財産を守れる建物を設計出来るかは諸先輩方の技術を経験を頂いてデザイナーである前に技術屋になる事が必要なのです。そして物件の設計監理を主体的に回せる力をつけて独立です。
そして独立。さてどうしよう。
大体の人が直近に設計出来そうな物件がある、付き合いのある工務店から斡旋がありそう。などから独立を果たして仕事に取りかかる。
僕の場合は前者。前の事務所を卒業してから東京に出てきたのですが、東京で仕事をしていた訳ではないのでコネもなく今後どうしようかと思っていたら設計出来そうな物件があったので就職せず独立をした。
でもその物件は様々な要因があってポシャってしまった。
このケースではよくある話。
幸いにもその後住宅を設計させて頂けるチャンスに巡り会い、無事竣工と至った。
独立したばかりの設計事務所は自分が設計をしました!というものを作れるチャンスが巡ってくるのはそう数はない。そりゃそうだ実績がないんだから。
で、自らが主となって設計する機会もなく事務所をたたむということが多いというかほとんどらしい。
そんななか僕の案を気に入って先入観なく受け入れてくれたHouse M-Slowのお施主さんには大感謝です。自分のもっている力と施主のアーティスティックな刺激を受けていいものが出来た。
ということで一棟実際に建てられたことによって現在様々な展開に向かう事が出来ています。現在はその途中段階。
今後ともよろしくおねがいします!
2011年2月10日木曜日
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