2011年3月31日木曜日

はや4月

早くも3月も終わり4月になろうとしている。

3月は震災のことで連日くらい日々でしたが、個人的にはプレゼンなどもいくつかあって結構な体力勝負の怒涛な月でした。

買いだめた本も何冊かほったらかしの状態なので、時間を見て読まねば。。

買いだめた一冊の中で「メタボリズムとメタボリストたち」と言う本を最近よんだ。
メタボリズム運動の第一人者の大高正人さんが昨年なくなられたということ、最近メタボリズムについての議論が活発になってきたということもあって読んでみた。

建築に関係のない人には、肥満の本ですか?と言われそうですがそうではありません。

メタボリズムとは新陳代謝。約50年前くらいの高度経済成長時に生まれた建築やデザインの運動の名前です。

経済成長にともない、都市を新陳代謝させる。更新させる。

黒川紀章さんも有名なメタボリストとして有名で、中銀カプセルタワービルがあまりにも有名です。

カプセルタワービルは部屋のユニットが丸ごと交換出来るという風に新陳代謝を名で体現させたようなビルですが結局一度の更新もされていない。

新陳代謝から想像するとスクラップ&ビルドをイメージさせ過去の運動との認識ですが、本を読むとなるほどと思える。

その中で一番共感したのは「仮設は本設であり本設は仮設である」との趣旨の一節。
現在はリサイクルの時代である。本設を仮設と捉えるとリサイクルや移設に容易になる。
またそのようなディテールで設計されたものは建築も早く低コストに寄与されるだろうと思う。

そのようなことを思いながらこんな動画を発見した。



6日で建築。恐るべし中国。

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