2010年9月28日火曜日

写真撮影

今日は世田谷の住宅の写真撮影。
友人のフォトグラファー西村さんに頼んで撮影です。




あいにくの天候でしたが、プロの腕でなんとかしてくれるみたい。
何度か写真を見せて頂いた事があるのですが、プロの目線はすごい。
何回も現場に足を運んでるのですが、普段気がつかない目線で撮ってくれるのでやはりプロは違う!

まだ手直し工事が残っているのと、外構がある程度出来てから外観の写真を撮りますが、旗竿地なので写真を撮るのが難しそうですがなんとか頑張ってもらいます。

ホームページUPまでおそらく時間かかるのでちらっと内観を。




コストパフォーマンスの高い、いい家が建ちました。
ローコストで広く感じる気持ちのいい家にするために、ほぼ既製品の物を使い、空間構成(大断面の梁や鉄骨階段)にコストの比重をかけています。
天気のいい日は採光が素晴らしい演出をしてくれます。

これもお世話になった方々と、建設会社の栄伸建設さん、ダイキンエアテクノさん、他様々な方々のお時間と知恵を頂いたからだと思っております。
この場をお借りして感謝申し上げます。

あとはお施主様が如何に使いこなして頂けるかです。
僕としては、別に壁に穴をあけて頂いても、どんな絵画を飾って頂いても、いいと思っています。自分のスタイルで楽しく過ごす事が住宅の大前提です。
人が生き生きと過ごせて初めていい建築と言えます。
建築、特に住宅設計に出来る事ははあくまで人が楽しく過ごせるきっかけを創る事にすぎません。
楽しく過ごせるように望みます。

2010年9月27日月曜日

世田谷の住宅オープンハウスのお礼

先週の土曜日に世田谷の住宅のオープンハウスを行いました。

様々な人に来て頂き、大変感謝しております。ありがとうございました。

後日に写真撮影をし、ホームページに写真を掲載する予定です。
なるべく早い時期にUPしたいと思っております。

今後ともよろしくお願いします。

2010年9月24日金曜日

オープンハウスのお知らせ(再告知)

明日はオープンハウスを開催します。

世田谷の住宅

住宅が密集する東京の旗竿地は採光を得る事が課題のひとつとなります。
リビングダイニングは自然採光で満たした空間を得る事が出来ました。
自然採光を立体的落とし込むことで下層から広がりのある空間を構成しています。

第1種低層住居地域による高さ規制、旗竿地そしてコスト。
条件盛りだくさんのこの敷地に出した解答をご覧下さい。

当日のご来場につきましては、事前にご予約いただく必要はございませんが、来場のお時間を知らせて頂ければ出来るだけ対応の方をさせて頂きます。(左「メールを送る」項目より)
ぜひ足を運んでください!


2010年9月16日木曜日

何気ないけど

惜しい!次は777で報告。



今日一日頑張れそうです。

2010年9月15日水曜日

人には得手不得手がある!

僕は文字を書く事が大の苦手である。特に漢字は大の苦手。
小さい頃から極端に漢字の成績だけ悪かったし、誤字は当たり前。
といっても読むのは平気なんです。書く事が極端に悪い。全く思い出せない。
書く文字がわからないことが多いので当然字は下手である。消しゴムと修正液はお友達。

大人になっても書く事、漢字が苦手である事は変わらない。
社会人になって一番困ったのは、ルーキーはとりあえず書記にさせられる事。
当時はノートパソコンで議事を記録するのはメジャーじゃなかった。
漢字は書けないわ、字はきたないわでプレッシャーの毎日でした。

よく最近はパソコンの普及で漢字が書けないわ〜。そうそう。なんて会話がある。
僕はそんなレベルではない。おそらく小学校で習う漢字すらかけない時もある。
今でも手書きで手紙を書いたり、現場に指示を手書きでする際には知識がないように見えないように、電子辞書で漢字を確認する事しょっちゅうです。

今でも覚えてるのは、ツとシの違いを27歳まで使い分けられなかったし、Eとヨは今でもよく間違える。帰省の帰がかけなくて友達にからかわれることもあった。(仲がいいんで別にそれで嫌な思いはしてない。)

とりあえず音読みと文字が一致する日本語の優秀さには感謝しています。
漢字かけなくても、ひらがな・カタカナでとりあえず書けるから。
また、パソコンが普及した事にも感謝。読めるから文章を書く事に辛さはない。
文字のきたなさは漫画文字にする事でちょっとごまかし。マジックで書く事でわざと文字を潰して書くこともあり。

で、近年になって文明の利器であるネットで検索。
「ディスレクシア」という単語が出てきた。世の中には僕のような人は結構いるようだ。
診断を受けてないから分からないけど多分軽いディスレクシアなんだと思う。
そう思うと気がらくだし。

内容を読んでみると、
・とりあえず英語が苦手な傾向あり。→その通り!
・映像や立体の把握に優れている事が多い。→これは職業柄ちょっとうれしい。

ということだそうだ。
ディスレクシアであったとされる著名な建築家も多い。
・ガウディ、ライト、ローエといずれも巨匠だがこの手の話はとりあえず何でも著名人と結びつけようとするのであまり信じてない。

得手不得手があって当然でしょうと考える。
だって人間だもの。(相田みつを調)

2010年9月10日金曜日

オープンハウスのお知らせ


東京世田谷区で世田谷の住宅が完成しました。
お施主様のご厚意により見学会を開催する事となりましたのでお知らせいたします。


住宅が密集する東京の旗竿地は採光を得る事が課題のひとつとなります。
リビングダイニングは自然採光で満たした空間を得る事が出来ました。
自然採光を立体的落とし込むことで下層から広がりのある空間を構成しています。


当日のご来場につきましては、事前にご予約いただく必要はございませんが、来場のお時間を知らせて頂ければ出来るだけ対応の方をさせて頂きます。(左「メールを送る」項目より)



ぜひ足を運んでください!

2010年9月9日木曜日

ノート

優れものシリーズが意外と人気なので今日はノートのご紹介。

優れものというかシンプルでかっこいいという物なのですが、
moleskine(モレスキン)のノートです。有名なのでご存知の方も多いはず。

http://www.moleskine.co.jp/

ホームページを見るとゴッホやピカソ、ヘミングウェイが愛用してきたノートを甦らせたとあります。
それだけでかっこいいのですが。

数年前に文具屋さんでなにげなしにかっこいいから購入。で、HPで調べたら結構有名なノートだと分かった物です。


普段あまりノートにメモを取らないので減りは遅いのですが使いやすい。

僕の持っている物は5ミリ方眼付き。設計屋にはもってこいです。


中身はこんな感じ。ぼかしてます。

几帳面ではないので結構荒くメモ取ってます。これはまだ綺麗な方。

コンパクトさ、使いやすさ、かっこよさ、シャレてると思わせるプレッシャー?。
どれをとっても素晴らしい!

でも5ミリ方眼は絵を描くのはいいのですが、メモを取るとき文字が美しくない僕としては結構プレッシャーなのです。。

2010年9月7日火曜日

線と面

人が感じる物の適度な厚さや太さ、美しい厚さや太さというものがあります。

時代が進むにつれ技術力が上がり、テレビを始め随分と薄くなってきました。
僕が関心を引くのはテレビ自体の厚さではなく、画面の縁、エッジの厚さです。

随分と薄くなりました。細くなったというべきか。
薄く出来ない場合は画面に見立てて黒の部分を増やしてエッジを細くしてデザイン上かっこ良く見せています。

apple製品では緩いカーブを使って淵を細くしています。薄く薄く美しく見せるデザイン上の技術なんでしょう。iPhone4では緩いカーブがなくなったのですが、これは本体自体が薄くなったのでそうしたのだと思います。

建築でも庇を薄く、手すりを細くする技術にみんな躍起です。美しく見せるために。
現代建築がより薄く、より細くそしてシンプルになってきているのは技術力が高まってきているからです。
工業製品ではエッジの細さで値段が違うという事にも気付きます。技術力が値段に出ているのです。

しかし薄く、細くは安心感を失うことにもなってしまいます。
バランスが大切です。

庇を薄くを追求したために板一枚というのを街で見かける事がありますが、これは薄すぎて美しくない。

おそらく線なのか面なのかどっち?という境界が美しく物を見せるのかなとも思います。
これはその対象自体のスケールによって違ってくるので結構難しい。

デザインをしていると、繊細に線と面を決めなければいけないと痛感するのです。

2010年9月1日水曜日

世田谷の住宅 塗装

監理とは別物ですが、今日は施主さんとちょっと変わった塗装屋さんに行ってきました。

というのも地下スタジオの一部壁にアクセントで部屋色を変えるという趣旨から、変えるならちょっとオッ!と思える壁にしたいとので特殊塗装屋さんのショールームに塗料を買いに行こうとなった訳です。

一路川崎へ。


ショールームに行くと様々な変わった塗料で塗られた壁があります。


左官ですか?と思える壁や塗料とは他の素材を混ぜて作った塗装壁など魅力的な壁がいっぱいです!

下は塗装で施したチョークで書ける壁のようです。


普段コストがシビアな建築では使う事が少ない変わった壁。
ワンポイントで使ってみるのも一つの手です。

日本では壁にビニールクロスという事が一般的です。
ところが世界的にはビニールクロスの壁は少なく日本的なハイテク壁なのですが、塗装だからこそ出せる魅力的な壁というのもあるのです。
そういやスパーダーマンの映画でも壁を塗り直すから早く帰ってこい。という台詞がありました。海外では塗装によって自ら壁色を変えて模様替えもよくやります。ビニールクロスではそうはいきません。

塗装壁は自ら出来る数少ない工事です。ローコストにするために自ら塗装をし、家との対話を楽しみ、愛着を湧かせるも一つの手です。