2011年8月3日水曜日

外構

昨日は久々に昨年竣工した世田谷の住宅に訪問しました。
というのも震災等あって完成が遅れていましたが、ようやく外構が完成したので
写真を撮りに伺わせて頂きました。


旗竿地である事を生かして、アプローチ部分に枕木を使用して長さを強調してみました。

芝生は管理が大変なのでどうかなーとおもっていたのですが、施主さんの強いご希望で実現しました。

一日の始まりと終わりを感じるための空間である外構は期待感と安心感を持たせた空間であることが大事です。

2011年7月26日火曜日

緑を入れてみました。

お久しぶりです。というのもおかしな話ですが。。
事務所を移転後結構バタバタしておりましてブログの更新もままならずでした。
その間住宅の計画や、建築士の法定講習などいろいろと動いておりました。

ちょっと一段落つきまして事務所に緑をいれてみました。
雰囲気が良くなって癒されます。
サンセベリアと姫リンゴ。


植物を育てるにはその植物の育て方について知識を得て、いろいろと配慮してあげないと枯れてしまいます。誰かが設計行為とよく似てると言っていました。


枯れないように育てましょう。

2011年6月8日水曜日

事務所の移転

事務所を中野から西新宿に移転しました。


新住所及び連絡先
〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-3-1西新宿GFビル4F
TEL 03-4590-1548
FAX 03-6369-3554



これからもどうぞよろしくお願いします。

2011年5月18日水曜日

氷穴風穴

GWは友人の結婚式で大阪、残りは設計モードというスケジュールだったので、この土日に富士山の麓である河口湖にドライブに行ってきました。


おおさすがに美しい。昨年はあの上に行ったのでしたね。

近くに鳴沢氷穴・富岳風穴という有名な洞穴がある。穴といえば男子たるもの行かねばなるまい。いや変な意味ではなく。。

洞穴は心をわくわくさせる。
小さい穴でも幼い頃はそれが安全だと分かると秘密基地にしたりしたもんです。枯れ木で隠せるようにしたりして。

氷穴は地下21m摂氏0度。おお氷!があります。江戸時代にはここで氷をつくって江戸に運んでいたそうです。溶けないようにどうやって運んだのか気になる所ですがそれは分からず。


 下の写真は風穴。風穴にも氷があった。氷穴の凄さ半減。。
あやしいライトアップがされている。。


人は原始外敵や自然から身を守るために洞窟で過ごしたと言われています。
いわば洞穴は人の住居の元祖とも言えます。
そんな本能的に過ごせる機能をもつ”場”が、わくわくさせたり、妙な安心感を感じたりするのかもしれません。

そんな本能を揺さぶる家を目指して設計する日々です。

風穴の駐車場から帰るとき風穴に向かう若いオネーサン2人の足にはハイヒール。
自然の創造物をなめてはいかんよ。こけるよ。。

2011年4月23日土曜日

喜びを感じる瞬間

仕事をしていて喜びを感じる瞬間ってないですか?
職種によっても当然違うが、同じ職種でも喜びを感じる瞬間は様々でしょう。

昔からプラモデルやら模型が大好きだったので、今でも模型が完成した時には多いに喜びを感じます。反面まだこれもまだこれもと切りなく続けてしまうので撤退が難しい(苦笑)仕事です。

で今日は模型。


模型が作りやすい建物は一般的にコストが安いと言われます。
難しいものは高い。

実物を置き換えているんだからとうぜんでしょう。

模型を作る意味はお客さんに一発で立体構成を分かってもらう事と、僕的な最大の目的はフォルムは大体想像出来てるんで光の入り方の確認。

懐中電灯をあてて、あるいは外で実際の方位に合わせて確認します。

当事務所で作る模型は基本的に分解模型。各層で取り外しが出来ます。

学生時代は時間があったんで、やたらとリアルに作っていた記憶がある。

設計事務所の入門はみんな基本模型づくりから取りかかる。
これで立体感を養うのです。
たぶん。

2011年4月13日水曜日

一日も早く

深刻な事態が続く日々。
余震もまだまだ続いてる。

僕自身はおかげさまでいろいろと忙しくさせて頂いている。
で、更新遅れ気味。

そんななかこんな風景に出会う。


世の中が大変な時にもこんな時間が流れている空間もある。

一日でも早く皆さんがこんな日常に出会えることができることを願います。

2011年3月31日木曜日

はや4月

早くも3月も終わり4月になろうとしている。

3月は震災のことで連日くらい日々でしたが、個人的にはプレゼンなどもいくつかあって結構な体力勝負の怒涛な月でした。

買いだめた本も何冊かほったらかしの状態なので、時間を見て読まねば。。

買いだめた一冊の中で「メタボリズムとメタボリストたち」と言う本を最近よんだ。
メタボリズム運動の第一人者の大高正人さんが昨年なくなられたということ、最近メタボリズムについての議論が活発になってきたということもあって読んでみた。

建築に関係のない人には、肥満の本ですか?と言われそうですがそうではありません。

メタボリズムとは新陳代謝。約50年前くらいの高度経済成長時に生まれた建築やデザインの運動の名前です。

経済成長にともない、都市を新陳代謝させる。更新させる。

黒川紀章さんも有名なメタボリストとして有名で、中銀カプセルタワービルがあまりにも有名です。

カプセルタワービルは部屋のユニットが丸ごと交換出来るという風に新陳代謝を名で体現させたようなビルですが結局一度の更新もされていない。

新陳代謝から想像するとスクラップ&ビルドをイメージさせ過去の運動との認識ですが、本を読むとなるほどと思える。

その中で一番共感したのは「仮設は本設であり本設は仮設である」との趣旨の一節。
現在はリサイクルの時代である。本設を仮設と捉えるとリサイクルや移設に容易になる。
またそのようなディテールで設計されたものは建築も早く低コストに寄与されるだろうと思う。

そのようなことを思いながらこんな動画を発見した。



6日で建築。恐るべし中国。