2010年6月3日木曜日

幹と枝葉

今日は新宿に用事があったため、途中に新宿中央公園を抜けて目的地まで行きました。

新緑の公園が気持ちいい。都心の公園だけあって様々な人が森林浴を楽しんでいました。


ある言葉を思い出します。
昔に設計は幹と枝葉だと教えられたことがありました。

建物を設計するには住む人や使う人から様々な要望を聞いて設計していきます。人からの要望だけでは無く、周辺環境や環境に全身全霊を傾けて要求されるものを探し出していきます。

求められるものは画一的になることもありますが、その人や環境で重要度が違います。

要望や要求されるものを設計者が幹になるものと枝葉になるものに分けることが重要で難しいのです。

確かに幹がしっかりしていれば木は育つし、美しい新緑や花を見せてくれます。

もう一つ重要なことがあると気づきます。
土壌が良くないと立派な木は育てられないと言う事です。

土壌に当たるもの。それは自分の知識や経験、つまりは自分自身の能力です。
経験は運的なものもありますけど、日々の勉強を怠ってはいい経験も得られないとはよく言ったものです。

冷静に考えれば当たり前の事ですが、立派な木を育てられるように日々土壌を肥やさなければなりません。



ひねくれてもしっかりとした美しい幹を育てていきたい!

0 件のコメント:

コメントを投稿