2010年12月29日水曜日

来年も良い年になりますように

はや今年も残すところ数日となってしまいました。

今年の業務は本日で終わり。

今日は事務所の掃除でほぼ終了です。

で、先日ポーラ美術館に行った際に買ってきたペーパークラフトで遊んでみる。


かっこいい。

http://piperoid.jp/

のりを使わずに完成出来ます。
対象年齢15歳以上と以外に高め。

来年も皆さんにとって良い年になりますように!

2010年12月22日水曜日

冬至

今日は冬至。
最も昼の時間が短い日です。

建物の高さ制限で日影規制というものがありますが、この日影は冬至の日に伸びる影を対象に規制を確認します。

言い換えれば、「冬至の日にも周辺地域に一定時間ちゃんと日光を落としてあげて下さい。」
と言う事です。

よく聞く日照権。
これは法律にある用語ではなく、様々な法律を照らし合わせて主張する権利のことです。
主には健康に生きる権利から。

日影規制と日照権とは実は関係ありません。
日影規制を遵守していても日照権で訴えられ敗訴したケースもあるようですが、一般的には日影規制がある場合はそれも考慮してのケースバイケースのようです。

日影規制の無い地域での紛争は今でも頻繁に起こっています。

僕が扱った物件で日照権でもめた事は幸い無いのですが、この日影の問題は場所によっては慎重に考えなければいけません。

建てる方の配慮も必要ですが、必要な法律遵守で建築しているのにやたらと日照権という主張をする周辺住民で困っていますという話もよく聞きます。
先に建てた者勝ちですか!と思えるケースもあります。

そこに住むという事はなにかしら周辺地域に及ぼす影響があります。
一番大事なのは自分の権利だけではなく、相手の権利を自分と置き換えてお互いを理解する事が必要です。

お互い様ですよ。

2010年12月17日金曜日

素敵な音楽

仕事中は常に音楽をかけながら仕事をしています。
現在のヘビーローテはこのアルバム。

M-Swift サードアルバム「Sunshine of love」


先日の15日にアルバムが発売されました。
テーマは全編ラブソング。
内容かなりいいです。参加メンバーも世界から豪華!
ジャケットも素敵。

名前でお気づきかもしれませんが、M-Slowの施主でもあります。
完全にもじりで世界で活躍されているM-Swiftさんが多忙な生活の中でも自宅ではSlowLifeが送れますようにとの思いも込めています。

Itunesでも視聴が出来ます。
http://bit.ly/fEAmlQ

ブログ
http://ameblo.jp/m-swift/

Official HP
http://m-swift.ponycanyon.co.jp/

ブログでは自宅での実際の生活が垣間見えます。

ぜひチェックです!

2010年12月14日火曜日

無音

以前に音楽家のお客さんに教えて頂いたあるコンサートが気になって検索をしてみたら該当する動画を発見。

「4'33''」

4分33秒の無音。静寂。

つまり4分33秒の間楽器の前で何もしないという作品です。





残念ながら理解出来ず。これで勝負ですか?金返せー。と突っ込みたくなる。

趣旨等は十分に理解出来るのですが。

無音や静寂は時には安定を、時には虚無をもたらします。特に無音の時間に左右される。

4'33''という時間だからこそ作品になり得るのかもしれません。

芸術は誰かと思いや哲学など共有出来ることが無ければ評価はされません。

音を出さないようにと緊張している客の雰囲気と一体感の空間と時間の共有が本当の狙いなのかもしれませんね。

2010年12月13日月曜日

ホームページの更新

ホームページに世田谷の住宅(House M-Slow)の写真をアップしました。

まだゆるりと外構の工事が残っており、道路からの写真はありませんが外構が出来しだいアップ予定です。
ちなみに外観の写真は外構が出来てからとおもって僕が力なく撮っている写真ですのでほかの写真より露出や構図がショボイですが。

http://miyama-architects.com/home/M-Slow.html

規模や計画にあたってのコンセプト等も掲載していますのでぜひご覧下さい。

2010年12月10日金曜日

シンドラー

ルドルフ・シンドラー(Rudolf Schindler)
1920年頃からロサンゼルスで多くの住宅を残した建築家です。

シンドラーは近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライトの弟子であったのですが、ライトとの関係は良好では無かったようです。

代表的な作品の一つにロサンゼルス郊外に建てたシンドラーの自邸。



どこか日本家屋を思わせるようなデザインがあります。
しかしシンドラーは日本に来た事は無いようです。日本で仕事をしていた師匠のライトの影響があると一部では評論されていますが日本的なデザインを色濃く反映した建築をしていないライトの建築から見ると本当かねぇと思ってしまいます。

この自宅は確か記憶によればリビングダイニングの様な家族が集まる部屋は無く、寝室は屋上(屋根無しの外)だったと記憶しています。ちなみに1人で住むのではなく世帯持ちです。

シンドラーは自然と共に生きるということがコンセプトの一つ。

ただ屋上で寝るのはやはりシンドイという事で後には使わなくなったそうな。

建築的な工法でも一度地面でコンクリート板を作ってから建てるという工法を用いていました。当時ではかなり変わってる。

現代のモダンの基礎はシンドラーが早くも実践と提唱をしていたのですが、建設当時はあまり評価されていなく、時を経て評価された建築家です。
時代が早すぎたと言われる建築家。

空間構成やディテールにして細分の評価はいろいろありますが、
僕が注目したいのは日本家屋に見えるのにモダンという点。
我々日本人が避けている日本建築とモダンとの全体的な融合が垣間見える。
例えば一部和室などは一般的だけど、建物全体に和的なものの取り入れた?形という点で興味深い。

シンドラーが日本を意識したのかどうかは分からないし、(なんかどこぞやにキャンプに行って自然と共生する建物を意識したらしい。)昔からハリウッド映画で見る勘違い日本という形かもしれないが、それはそれで改めて日本を見る形になるので好きである。